箒根の里。
風の三郎とおしらじの滝の話。
地域の風土や歴史、文化を数年前に学ぶ機会があり、
旧塩原町は、箒根地区の方から興味深いお話を
お伺いしました。
何やら雨乞いの儀式があった様で、
時期は定かではありませんが、
宇都野地区から緩やかに
ジワリジワリと登る稜線があり
その場所を風の三郎と呼んだそうな。
この稜線は矢板の #八方ケ原 は学校平まで繋がっており、ここから少し進むと
#おしらじの滝 に繋がります。
実はこの場所、当時は雨乞いの儀式の場所だったそうで、
滝壺に馬の首や、何か汚れたモノ投げ入れては
ジャブジャブと滝壺を汚したそうです。
すると、おしらじの神様が怒って大雨を降らせて田畑を潤してくれるというお話で。
やはり昔から神聖な場所。
パワースポットだった様です。
さて、個人的にはせっかくここまで来たのなら
温泉入って帰りたい!
塩原街道が開通していたと想定する時代なら
鹿股川を沢沿いに下り、
塩原温泉塩の湯に立ち寄りたいですね。
まぁ、当時は真っ先に来た道を戻り帰路に着いたと思いますが。
学校平から箒根神社の奥の宮への道も整備されているので、
どんなルートが正解だったのか
また、改めてお話をお伺いしてこようと思います。
さらには、コツコツ通いまして
この辺りの鹿や猿の貴重なデータも取れましたので、
また後程報告させて頂きます。
また今回も、生き物達から多くの事を教わりました。
哺乳類の世界。人間が一番のガンバリどころです!